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ハイチ地震(2)

2010年01月18日 18:07

自分の所属するMLに流れてきた情報の続きです。

ハイチ地震レポートNo.2 (1/14)

CODE海外研究員 MR,クワテモック(メキシコ在住)がハイチへ出発準備!

時間の経過と共に、ハイチ地震による甚大な被害状況が具体的になり、心が痛みます。ハイチの首都を襲い、都市機能に壊滅的なダメージを与えた今回の地震ですが、一刻も早く被災者の不安が取り除かれるように、被災地関係者のリーダーは対応して頂きたいと願うばかりです。

2001年にインド西部地震が発生したき、被害を受けたのは西部グジャラート州における半径300キロメートルにもおよぶ被害となりましたが、少し客観的に考えるとあの広いインドの国でグジャラート州以外の州は被害を受けていません。海外からの援助が充分に満たされるまでは、同じ被災国内での最低限の助け合い、支えあいは可能です。

とは言え、今回ようなハイチ地震では、首都が壊滅的になるということは想像を絶するものがありますが、被災の軽微な周辺地域推定200万人からの最低限のボランタリーな支えあい、助けあいという活動がわき上がれば、被災者の多くはとりあえずの安心感を持たれるはずです。国のリーダーは、そのように国上げての、国民レベルでの「共助」を訴える必要があるでしょう。

ところで無惨な倒壊家屋の映像は、地震後によくみる光景です。”後の祭り”だが建物に少しでも耐震の工夫があればこれほどまでの被害に及ばなかったのではないかと残念でならない。日本はじめ、これまでの経験から直ちにハイチの文化・伝統を尊重した上での住まいの耐震技術を伝えることが急がれます。
そのためにも阪神・淡路大震災を経験した私たちは、まず耐震技術の伝搬を意識しなければならないでしょう。

さて、ハイチに向けての出発準備に入ったクワテモックさんの経歴は以下に紹介していますが、1985年のメキシコ地震以来、NGOとして被災地の復興に尽力してきた方で、今も被災地における子どものケアー活動を主に展開しています。これまでにもCODEとのコラボでアルジェリア、エルサルバドルなどの災害被災地に行って貰いました。彼は、メキシコでの経験があるので、被災地に入っても支援の届きにくい地域、支援の届きにくい人たちにまず寄り添い、何が必要なのかを適切に提案して来られます。例えば9年前の昨日1月13日、エルサルバドルで地震災害があったのですが、このときは再貧困被災
生活者協同組合の立ち上げを手伝い支援を提案して来られました。とりあえず、クワテモックからの現地情報を待ちたいと思います。

クワテモック(Cuauhtmoc Abarca)

1985年9月メキシコで起きた地震以来活動しているNGO「メキシコ・トラテルロ行き、「エルサルバドル地震被災者全国組合」(UNADES)の結成を支援した。

クワテモックとの協働
1996年6月の国連人間居住会議(ハビタットⅡ)で出会う
1997年12月、フォーラム招聘のため村井・田村がメキシコ訪問
1998年1月の"市民とNGOの「防災」国際フォーラム"にパネリストとして来日
1999年8月のトルコ地震救援活動では第二陣として同行
2001年1月のエルサルバドル地震で派遣、現地NGOのプロジェクトを支援。
2002年10月のメキシコ・ハリケーンでユカタン半島に派遣、養蜂業者支援を実施
2003年5月のアルジェリア地震で現地派遣、子ども支援を実施
2005年1月のCODEシンポジウム「震災10年と市民社会」にパネリストとして来日
2004年12月のスマトラ沖地震・津波の被災地を視察し、神戸に立ち寄る

 

ハイチ地震レポートNo.3 (1/15)

前回のNO2でもお伝えしたようにCODEの海外研究員 クワテモックさん(Cuauhtmoc Abarca メキシコ在住)が1月20日~30日の予定で現地入りします。現在、首都ポルトープランス国際空港は救援機のみで商用機での入国は難しいようで隣国ドミニカからの陸路も考えていますが、メキシコにおいて渡航準備と情報収集に奔走されています。情報が入り次第、逐次お伝えします。

以下は、クワテモックさんからの情報です(1/13 12:30、日本時間1/14 5:30のメールより)。

現地国連職員の話によると、約600万人の住民が地震に遭い、少なくとも350万人が被災しています。
国政の中心地は深刻な被害を受けましたが、メキシコ在住のハイチ大使によると大統領と夫人は生存しているとのことです。
Au Prince港の中心は破壊され、何千もの建物が倒れました。その建物は、国連本部、大聖堂、行政の国立校、経済省、フランコフォニー(Francophony)大学、政府の建物、そして学校、病院とたくさんの家々です。
大司教のサージ・ミオット氏(Mr. Serge Miot)、国連職員や平和部隊(Peace Corps)からの国連の兵士、そして多くの市民と家族が亡くなりました。行方不明者には、カトリック教会のチャールズ・ベノイット神父(Mr. Charles Benoit)、国連職員、大使、そしてたくさんの人々がいます。

このようにハイチにおける政治的な機能も麻痺し、国民の95%を占めるクリスチャンの被災者の方々にとっての精神的よりどころである大聖堂も被害を受け、大司教も亡くなったようです。被災された方々の物質的、精神的な支援が求められます。(事務局)

 

ハイチ地震レポートNo.4 (1/16)

メキシコのクワテモックさんから情報です。
このレポートから被災地の過酷な状況が垣間見る事が出来ます。

ハイチは死亡した国民について涙を流し、世界はハイチ国民とともに泣いています。地震の被害は、これまで想像できたものをはるかに越えています。ポルトープランスは混沌としています。電気がなく、飲み水がありません。大型トラックは救急車になり、ドアは担架として使われ、ハイチ人は瓦礫の下に閉じ込められた人々の命を救おうと素手やハンマーを使って頑張っています。崩壊したビルから食物を運び出す人々が見られるなど、略奪が始まった。道路はどこでもキャンプのようです。

今の優先事項は生き残った人を探し、助けること、野営病院を建てること、食物や水を配布することです。ルネ・プレバル首相は、「何千人もの人々が亡くなっており、国際社会に救援を求めています」という。少しずつ状況がわかってきていま
す。ビルが倒壊しました。財務省、公共事業省、高等普通学校、通信文化省、司法公邸、国立経営大学、フランコフォニー大学機構(AUF)のカリブ海地域事務所、国会議事堂、大聖堂、クリストファーホテルにある国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)の本部、世界銀行やシティバンクの事務所、国家宮殿もまた深刻な被害を受けました。
通信はまだひどく断絶しています。その上、全ての病院は破壊されたか、深刻な被害を受けました。

死亡者の中には、ハイチ人ヒップホップアーティストのジミー・オー・バンクトもいました。国連の建物の中にいた全ての人員はミッション長のHeidi Annabiを含め、死亡したと思われます。少なくとも25人の国連平和維持軍が亡くなり、23人が行方不明になっています。ブラジル人小児科医のZilde Arns、3人のカナダ人市民、George Aglandelaと彼の妻Mireille、医療使節団のオンタリオ州のYvonneMartin、2人のドミニカ人のエンジニアとあと10人が行方不明だと報告されており、他にも大勢、大勢の人が亡くなり、行方不明です。

世界はハイチの呼びかけに応え始めています。そして、世界中人々がハイチで苦しんでいる人たちを気遣っていて彼らのために何かしようとしています。

 

ハイチ地震レポートNo.5 (1/17)

西半球で最も貧しい国と言われるハイチ。地震はいつもその国、地域の根底の問題を浮き彫りにします。そしていつも子供たちや高齢者や女性にそのツケが回ってきます。現地の治安が悪化、交通事情などにより救援物資が被災者の手に届いていない状況があるようです。

クワテモックさんレポート(メキシコ時間1/15 1:00  日本時間1/15 18:00のメール)

市長の関心は、幼い子供たちや思春期ぐらいの子供たちにあります。少なくとも200万人の子供たちが、震災後、とても傷つきやすい状況に陥っています。そしてその子供たちの多くがガレキの下敷きとなって負傷していたり、行方不明になっており、私達が見たところ、その46%が18歳未満の子供たちです。

大統領は、「都市は崩壊している。その崩壊は信じがたいものである。
あなた方は自分の目で見て、そのすごさを感じて欲しい。」と言っていました。
キューバやブラジル、メキシコ、カナダ、中国、ドミニカ共和国やその他、赤十字などの子草的な支援が始まっています。

Jacmel 付近では、全体の70%が崩壊しています。
Jean-Max-Berllerive首相は、このような多くの被害者が出た原因のひとつは、貧困のためおおくの家族が、不安定な家に許容範囲の超えた人数で雑賀つしていたためであると言いました。たとえそうであっても、この地震はあまりにも大きすぎて、国際公邸や聖堂、ホテルなどの比較的しっかりとした建物も壊れてしまいました。未だ多くの人々がガレキの下敷きになっており、多くの人が路上や公園で生活しています。多くの場合、通信機能も依然として切断されたままとなっています。

 なお、以上の情報は、以下の「CODE海外災害援助市民センター」から発信されたものです。

*ハイチ地震に関するCODEからの情報は、HP(http://www.code-jp.org/)で逐次発信致します。ご覧下さい。

振込口座:郵便振替  00930-0-330579
加入者名 CODE
*通信欄に「ハイチ」と明記して下さい。
なお、皆さまから寄せられたご寄付の15%をCODEの管理運営費に使わせて頂きます。

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被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 事務局長・理事
村井雅清(むらい・まさきよ)
e-mail:murai@code-jp.org



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