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4/14 神戸の討論集会の報告1 - 共産党問題(3)

2013年04月16日 14:03

4/14神戸での討論集会の報告が入ってきた。

結論から言うと、下の写真のように、120名が定員の会場に、参加を禁じられていた共産党員も含め、150名近い参加があり、討論も非常に和やかな雰囲気で活発に、もちろん「非常に建設的」に行われたようだ。

講師の広原盛明氏の他、護憲政党を代表して、社民党は服部良一氏(前衆議院議員、党大阪府連代表)、新社会党は松枝佳宏氏(党委員長)、緑の党は長谷川羽衣子氏(共同代表)が参加し、討論に加わった。

参加された共産党員の方も、ここに県委員長か参議院の候補者である金田氏などが出席し、共産党の考えや憲法を守る運動でのとりくみや悩みなどを共有してくれたらどれだけ党の宣伝になっただろうかと、大変惜しがっていたとの事。できれば後から紹介したいが、これら3党からの発言は、多くの積極的な共感を広げたようだ。

もちろん、共産党が3/31付けしんぶん赤旗で非難していたような、「政党が正規の機関で決定した総括や方針を、公開討論で変えさせよう」などの政党への不当な介入、干渉」といった類いの議論は、一切集会では出てこなかった。

これは至極当然。

共産党の内部問題への批判をいくら広原氏が他所でしているからいって、護憲勢力をどう広げ、結集し、改憲阻止につなげて行くのか?という事が主題の開かれた討論集会で、共産党の内部問題なんて的外れな問題提起を広原氏がそもそもするはずがないし、そんな議論になるはずが最初からありえない。



414kobe 


以下は、討論集会での、広原氏のレジメ。
広原氏は、ほぼこの内容に従って45分程度の報告をされた。

如何にして護憲勢力を結集するか
~戦後最悪の歴史的反動期(2013~2016年)を目前にして~

2013/4/14神戸集会  広原盛明(都市計画・まちづくり研究者)


1.2013~2016年は戦後最悪の歴史的反動期
(1)2012年総選挙における改憲勢力の圧勝、2/3以上議席の占有
主導勢力:自民294、維新54、みんな18、計366(76.3%)
追随勢力:公明31、民主57、計88(18.3%)
護憲勢力:共産8、社民2、未来(生活)9、計19(4.0%)

(2)2013年参院選挙における改憲勢力の結集、護憲勢力の沈黙
自民・公明の選挙協力体制の継続
維新・みんなの選挙協力体制の一本化
民主・生活・社民の不透明な関係
共産の孤立

(3)2013年参院選から2016年参院選までの3年間、衆参両院で改憲勢力が2/3以上議席を占有
憲法96条改定を皮切りに憲法全面改定の具体化
自民党改憲草案が骨格
戦後最悪の歴史的反動期
2.衝撃的なNHK世論調査結果(2013年4月8日)
(1)安倍内閣支持率、( )は2013年1月
支持66%(64%)、不支持19%(22%)
(2)政党支持率、( )同上
   自民43.6%(37.8%)、民主6.1%(7.6%)、維新2.1%(6.5%)、
   公明3.7%(4.0%)、みんな1.3%(3.7%)、共産2.0%(2.7%)、
   社民0.7%(0.8%)、生活0.4%(0.5%)、支持なし34.5%(30.8%)

(3)日銀の金融緩和
「大いに評価する」12%、「ある程度評価する」46%、
「あまり評価しない」27%、「全く評価しない」6%

(4)参院選自公過半数の是非
「望ましい」23%、「どちらかといえば望ましい」37%、
「どちらかといえば望ましくない」21%、「望ましくない」12%

(5)憲法改正の必要
「改正する必要があると思う」39%、「改正する必要はないと思う」21%、
「どちらともいえない」33%

(6)憲法96条の改正
「賛成」28%、「反対」24%、「どちらともいえない」40%

(7)改憲勢力2/3の是非
「望ましい」20%、「どちらかといえば望ましい」37%、
「どちらかといえば望ましくない」20%、「望ましくない」12%

(8)小選挙区「0増5減」の方針
「賛成」32%、「反対」17%、「どちらともいえない」42%

(9)今国会中の衆院定数削減を含む選挙制度の見直し
「必要がある」50%、「必要はない」9%、「どちらともいえない」33%

3.国民世論の地殻変動が始まっている
(1)安倍内閣の支持率が高レベルで安定している
   →与党・野党を問わず批判勢力がシュリンク(委縮)している
   →情勢を切り開く批判力のある人材が不足している

(2)自民党支持率が突出して高い
   →自民党への国民感情が好転している
   →阿部首相の資質・能力を軽視できない

(3)国民世論が改憲に向かって急傾斜している
   →戦後政治のなかでこれほど世論の右傾化が起こったことはない
   →なのに、国民に警鐘を鳴らすジャーナリズムの危機意識が弱い

(4)護憲勢力の姿が見えない
→革新政党・革新勢力が弱体化している
→政党独自の延命運動に熱中していて、情勢がつかめない


 その背景には、
(1)アベノミクスによる株価上昇による景況感の改善が内閣支持率を押し上げている
→「食えない民主主義よりも食える独裁」への共感が広まっている
→ワイマール体制の崩壊とナチズム進出の時代との相似形
→2013年夏の参院選終了まで街角景気が崩れる心配はない
(2)北朝鮮・中国の軍事的脅威が国民心理を不安状態に陥れている
→「平和憲法では国を守れない」との意識が高まっている
→在特会など排外主義運動に対する国民の警戒感が薄い
→今後3年間で北朝鮮・中国の強硬姿勢が変化するとは思えない
(3)9条を表に出さないで96条改憲から手を付ける戦術が成功している
→96条が「改憲のマスターキー」であることに国民が気づいていない
→96条が改訂されると「芋づる式」に改憲される
→最終的には、自民党改憲草案をコアとする全面改憲に一気に突き進む
危険性もある

(4)ハシズムと一体になったマスメディアの影響力が依然として強い
   →マスメディアの論説部門の右傾化がひどい
   →改憲派イデオローグの跳梁、護憲派知識人の封殺
   →国民の民主主義的感覚や政治意識が劣化してきている

4.護憲勢力を如何に結集するか
(1)参院選後の「護憲円卓会議」の結成
→参院選には間に合わない、ただし「呼びかけ」など準備は可能
→広範な護憲政党、護憲勢力を結集した開かれた共闘組織の結成
→2013~2016年の3年間に的を絞った護憲運動方針の具体化
→全国組織でも地方組織でもできるところかスタート

(2)改憲国民投票に備えた国民運動の提起
→護憲運動の街頭化(見える化)、街頭の空気を変える
→護憲講師団による全国各地での「護憲フォーラム」の日常的開催
→反原発デモに学ぶアクション・プログラムの展開など

(3)地方議会への働きかけ
→護憲・反原発首長のネットワーク化
→議会公聴会、議員懇談会への働きかけ
→国民投票に先立つ地方住民投票の提起など

(4)「護憲円卓会議」の政治的意義
   →政治情勢を変革し得る政治勢力としての現実的存在感を示すこと
   →国民の信頼と安心を獲得できる政治勢力として成長すること
   →現在の政治情勢に絶望している優れた人材を掘り起こすことなど

(5)その他

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4.14 神戸集会主催者から共産党への返信ー共産党問題(2)

2013年04月14日 08:56

今回は、前回紹介した3/31付けしんぶん赤旗で参加拒否を表明されてしまった集会の主催者代表である佐藤氏から共産党への返事(4/2付け)を紹介する。

まず、以下の文面を読んで欲しい。



                                                   
2013/4/2
日本共産党中央委員会 様

「4/14止めよう壊憲!護憲結集!討論集会」実行委員会代表  佐藤 三郎

参加要請に対するご回答 ありがとうございました
 
まず貴党の「不参加との回答とその理由」とされる内容を何度も読み直し、大変残念に思うとともに、貴党に本討論集会の目的や趣旨への大きな誤解を与えてしまっていることに初めて気付き、呆然としていました。 3月31日付け「しんぶん赤旗」の紙面にても、「建設的な意見交換とは無縁」とのタイトル付きで「回答」が公開されていることも知り、再度文書をお送りする次第です。
  
私たちは、昨年末の総選挙での自民党の圧勝と改憲を目指す安倍内閣の誕生、そして護憲政党の議席減を目の当たりにし、憲法が壊される戦後最大の危機に直面し、それを阻止するためには我々には何が出来るのか、何をすべきなのかを、憲法を守りたいという思いを共有する党派を超えた人たちの知恵を持ち寄りって、非常事態打開の芽を探りたいと焦りにも似た危機感に突き動かされて、この集会を企画しました。

回答で指摘されているような、「政党が正規の機関で決定した総括や方針を、公開討論で変えさせよう」とか、「政党への不当な介入、干渉」をしようなどは、私たち主催者側も、もちろん賛同者になってくださった皆さんも、なんら念頭に置いてはおりません。  

また、貴党の回答では、講師のブログなどでの発言内容を問題視され、その『「広原提言」を受けて、広原氏を「講師」に、政党代表と「忌憚のない意見交換」は、…建設的な意見交換の場になりえない』とされています。
しかし、広原さんのブログの発言は、革新・護憲勢力再生への広原さんご自身のご意見を表明されたものであり、広原さんを講師に迎えたからといって、その集会が広原さんのご意見を肯定する人のみの集まりではありませんし、ましてや「討論集会」として様々な意見交換を主目的とした集会において、特定政党の自主的活動への介入などの意思があるはずもなく、そもそもそんな可能性すらもありません。
むしろ、講師・政党・市民が、異なる意見も含めた建設的な討論こそが主催者側の希望であり、本集会に賛同してくださった多くの方々も、なによりも思想・信条・党派の違いを超えて、開かれた討論が今大事である、との本集会の趣旨にご理解を頂き賛同してくださっています。

集会案内などでの講師発言の紹介の仕方が、講師の他の場面での発言を前提とした集会であるとの誤解を、貴党に与えたのであれば、それはあくまで講師紹介が目的であったことをご理解頂きたいと願うとともに、今後配布する案内ビラ等の文面の必要な訂正もさせて頂きたいと思います。
 
「思想・信条・党派の違いを超えて、憲法改悪反対の国民的多数派の結集、改憲派を圧倒する世論形勢に全力を尽く」されている貴党に置かれましては、その目標達成に、「今私たちには何をすべきなのかの開かれた議論を」という本集会の趣旨を、どうかご理解頂き、貴党からの参加・提言も頂ければと心より願うものです。


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討論集会への参加を拒否ー共産党問題(1)

2013年04月12日 19:14

京都や神戸からの情報によると、元京都府立大学学長の広原盛明氏と共産党との間が大変な事になっているようだ。

広原さんと言えば、かつて無党派の市民派候補(共産は推薦)として京都市長選に立候補して惜敗したが、共産党にも近いリベラル系の学者として全国的にもその名をよく知られた方だ。また、阪神淡路大震災の際にも、まちづくりの専門家として、震災復興に活躍された方でもある。

まず、この3月31日付けのしんぶん赤旗の記事を見てもらいたい。
akahata_20130331.jpg

この記事は、近畿版に出たのではなく、4面の全国版に大きな記事として掲載された。
中身は、4月14日に神戸で広原氏を迎えて行う討論集会に対して、共産党は参加しないとし、広原氏のブログなどでの発言を捉えて、
「政党の正規の機関で決定した総括や方針を、公開討論で変えさせようなどというのは、政党の自主的活動への不当な介入、干渉に他なりません」
と批判し、この集会があたかもそれをしようとしていると決めつけ、「建設的な意見交換とは無縁」と断罪して不参加の回答をしている。

なお、この集会の案内などは、こちらのブログに紹介されている。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/24788112.html

また、複数の情報によると、この集会は賛同人を募っていて、現在100人前後が登録されているようだが、その中の共産党員には、個別に「賛同人から降りろ」とか「集会に参加するな」との「指導」というなの横やりが入っているらしい。

ところがこの回答には、非常に不可解な点が多々ある。

1. 広原氏を講師にしたからといって、討論集会なのだから広原氏に反する意見が表明されても当然良いわけだが、広原氏が講師の集会は全て同じ対応をせよという事なのだろうか?もしそうなら、共産党への批判的な提言を行う人の意見は聞きませんとの宣言になってしまうが、それで良いと言うのだろうか?

2. 広原氏のブログでの発言を捉えて、集会の趣旨があたかも「政党の自主的活動への不当な介入、干渉」であるかの印象操作をしているが、本当に主催者の意図はそこにあったのだろうか?もし、そうでなく単なる誤解であったとしたら、このような批判をしてしまったことは共産党の歴史的な汚点となるだろう。

この問題では、同じく広原さんを迎えて4月20日に京都で行われるシンポジウムにも、集会への党員の参加を禁ずる決定がなされ、京都府委員会ではそれを徹底する会議までもが持たれたようだ。

このシンポジウムの情報はこちら。
http://rebornnet.org/event_001_20130420.html

一方で、この赤旗記事に対する、疑問も全国から上がってきているらしい。
どうやらこの波紋は、相当すでに広がっているようで、色々な情報が各方面から入ってきている。
今後、これらの情報を順に紹介しながら、今回の赤旗記事の分析を何回かに分けて行って行きたいと思う。

沖縄防衛局長更迭報道の不可解

2011年12月05日 18:36

同じタイトルの記事を「超左翼おじさんの挑戦」の松竹さんがブログで書かれている。
自分もほとんど同じ事を思ったが、もう一つ違和感を感じたことがあった。
それをこちらに書いておきたい。

自分はこの件の報道を知った時にとても怖いと思った。
なぜか?

記者とのオフレコ話の報道に対して、まずはそれが事実であるかどうかを確認もせず、それがあたかも事実であると前提にしたような批判報道が一気に盛り上がり、あっという間に更迭されてしまったから。

これで思ったのは、一人の記者が「こいつは気に食わん、陥れてやれ」と、非公式の発言をでっち上げたり、誇張やねじ曲げたりして報道すれば、それで社会的にその人を抹殺できてしまうってことだ。

今回のも、元発言に問題がないとは言わないが、かなりねじ曲げ&誇張されて報道されたようである。だからこんなセンセーショナルな反応を誘発したと言えるだろう。

こんな事がまかり通るようだと本当に怖いなと思う。
まずは、きちんと事実関係を確かめるという対応を、批判、非難をする前にすべきだろうと思う。

大阪市長選で思ったこと

2011年12月02日 14:11

新しい記事を書いておかないと、コメントをいちいち承認しないと表示してくれないモードになってしまうので書いておきます。

ご存知のように、大阪市長選、府知事選のいずれも、橋下氏サイドがオール既存政党を敵に回して圧勝した。
とりわけ市長選挙では、共産も珍しく候補者擁立を取りやめてまで反橋下陣営が総がかりで戦ったが見事に敗れた。

特に気になったのが、共産を先頭に「独歳反対」を大々的に打ち出して批判攻勢を仕掛けた点。
確かに橋下のやり方は強引だが、何かを変えてくれるだろうというメッセージはとても強い。
これに対して、自らは何かを変えるというメッセージを発すること無く、単に「独裁反対」と言うだけでは、所詮変えることに反対し、既得権益を守ろうとする連中とみなされてしまったということだろうと思う。

多くの市民は、あまりにも酷い現状をなんとか変えて欲しいと願っている。
どちらも変えますというメッセージなら、どちらがどう変えようとしているのか?という中身を見てくれるが、一方が変えようと言っているのに、もう一方がそれには反対とだけ言ってるのなら、どう変えるかの中身はよくわからなくとも、変えてくれそうな方に期待するのは当然であろうと思う。

所詮「反対」や「批判」だけの主張では、広い支持を得られないというのが、当然ではあるがこの選挙で改めて確認されたことなのではないだろうか?

これは、脱原発の運動でも言えることだろう。
「御用学者」のレッテル貼り批判、瓦礫受け入れ反対運動、山下氏解任運動、小出氏の除染は所詮無理で、努力するだけ無駄発言などなども、所詮広い支持を得られていない。

反対だけでオルターネーティブ提示の努力すらしないなら、脱原発も危うくなるだろう。

共産の支持が広がらないのも同じ問題。
反対だけの政党と完全に思われちゃってますからね。
しかもこれは一部の例外を除いてほとんど事実だし…



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